スライムプール研究室 〜Saga Frontier(サガフロンティア)調査・攻略補足〜 本文へジャンプ

・モンスター変身システム基礎知識


<前ページ
アクセサリーで装備を固める
次ページ>
敵モンスターのランクについて

モンスター変身システムの簡易説明


★モンスターの能力は分類できる


普通に遊んでいると、気が付くことのない設定なのですが、
実はモンスター能力はその技が体のどの部分を使うかによって、分類されています。

例)
ブレード → 腕部能力
足払い → 脚部能力
電撃  → ブレス能力
アシスト → 魔法能力

ちなみに分類は
・頭部
・腕部
・脚部
・身体
・ブレス
・魔法

六種類です。

これらの分類は技の名前やグラフィックから推測できますが、
攻略本や攻略サイトのデータベースに載っていますので、そちらを参考にしてください。


★分類をもとに変身判定が行なわれる


では、なぜこのような分類があるのでしょうか?

実はモンスターが変身するとき、この分類が重要になるのです。
デュラハンの変身条件を例えにすると、
・ブレードorヒートスマッシュorアイススマッシュ(腕部)
・マヒ凝視or石化凝視or魅了凝視or催眠(頭部)
・死の属性(身体)
となります。
このように変身に必要な能力は、同じ部位の能力が、同時に複数必要になることはありません。
(特殊変身を除きます)

なぜかというと、変身の際の判定はモンスターの所持している能力のうち、各部位から1つずつしか
判定に利用されないからです。

次の技術欄を見てください。

(1) ブレード(腕部)
(2) マヒ凝視(頭部)
(3) 毛繕い(身体)
(4) 死の属性(身体)
(5) ----------
(6) ----------
(7) ----------
(8) ----------

一見すると、ブレード、マヒ凝視、死の属性と、デュラハンの変身条件を満たしています。
HPが高くなれば、デュラハンに変身できそうに見えます。
しかし、このままではデュラハンには変身できません。

理由は毛繕いの位置です。
死の属性と同じく身体能力に分類される毛繕いが、死の属性よりも上の欄にあります。
同じ部位の能力を複数持っている場合、技術欄でより上にあるものしか判定に使われないのです。
(技術欄の上にあるほど優先されると言うことです)

つまり、上記の場合、

頭部 マヒ凝視
腕部 ブレード
脚部 なし
身体 毛繕い (死の属性)
ブレス なし
魔法 なし

・・・と言った形で判定が行なわれ、マヒ凝視とブレードと毛繕いで変身できるモンスターが検索されます。
この場合HPにもよりますが、ブレードで変身できるグリランドリーや、マヒ凝視で変身するアンノウン
あたりに変身すると思います。


★新しく吸収した能力は一番上の能力よりも優先される


ちなみに、技術欄の一番下の欄は、新しく吸収した能力が入ります。
技術欄の上の欄にあるほど優先されると書きましたが、ここだけは例外です。

(1) ブレード(腕部)
(2) マヒ凝視(頭部)
(3) 死の属性(身体)
(4) ----------
(5) ----------
(6) ----------
(7) ----------
(8) ねこだまし(腕部)

上の例だと、デュラハンの変身条件を満たしているにもかかわらず、新しく吸収した能力がブレードと同じ
腕部のねこだましでした。

新しく吸収した能力は、技術欄の一番上の能力よりも優先されますから、

頭部 マヒ凝視
腕部 ねこだまし((ブレード)
脚部 なし
身体 死の属性
ブレス なし
魔法 なし

となり、デュラハンの条件が満たせません。
アンノウンやナイトスケルトンに変身してしまうことでしょう。


★優先順位を利用したテクニック


(1) 電撃(ブレス)
(2) 毛繕い(身体)
(3) マジカルヒール(魔法)
(4) グランドヒット(腕部)
(5) ----------
(6) ----------
(7) ----------
(8) ----------

上のような技術を集めたとします。
電撃でトリケプスに変身し、グランドヒットで攻撃、マジカルヒールと毛繕いで回復。
なんだか、良さそうです。

しかし、実際にこの状態にすると、電撃で変身できるトリケプスよりも、グランドヒットが条件の
アクスビークに変身することの方が多いはずです。
複数の変身条件を満たしていると、優先順位があるのです。
(これを「ボディ順位」というのですが、非常にややこしいので省略します。詳しく知りたい方は、
 裏解体真書か、「さがふろんてぃあ戦略指南所」さんのモンスター変身条件を参考にしてください。)

そこで、ねこだましを吸収してみます。

(1) 電撃(ブレス)
(2) 毛繕い(身体)
(3) マジカルヒール(魔法)
(4) グランドヒット(腕部)
(5) ----------
(6) ----------
(7) ----------
(8) ねこだまし(腕部)

頭部 なし
腕部 ねこだまし(グランドヒット)
脚部 なし
身体 毛繕い
ブレス 電撃
魔法 マジカルヒール

すると、変身の判定から、グランドヒットの候補が外れるようになります。
マジカルヒールや毛繕い、ねこだましは単品で変身する条件が存在しません。
よって、電撃で変身するトリケプスのみが条件に一致します。
これで、アクスビークに変身してしまう・・・という問題が解決します。

今後はねこだましを技術欄に残して、グランドヒットよりも上に置いておけば、グランドヒットは
変身条件から除外されたままとなります。

(1) 電撃(ブレス)
(2) 毛繕い(身体)
(3) マジカルヒール(魔法)
(4) ねこだまし(腕部)
(5) グランドヒット(腕部)
(6) ----------
(7) ----------
(8) ----------

このように、変身しない能力を使って、同じ部位の能力の余計な変身条件を排除するテクニックを
「隠す」と言います。
このテクニックを憶えると余計な変身を避けることが出来るようになるので、
序盤から強いモンスターへの変身が可能となります。

そして、このテクニックを最大限に活用したのが「死の属性なしデュラハン」です。
LETTERS」さんというサイトで紹介されていたのですが、死の属性を消してもデュラハンの状態を
維持するというものです。

理解するまでが大変ですが、隠すテクニックはこのサイトでも多用しますので、少しずつ試してみてください。

<前ページ
アクセサリーで装備を固める
次ページ>
敵モンスターのランクについて

モンスター変身topへ